Cure of GAS

Castle Rock Photography

写真やカメラにまつわる話を淡々としていきます。

M-Rokkor 40mm F2.0

国内販売のライカミノルタCLに付いてきたレンズ。ライカCLにはsummicron 40mmがセットとなっているが、基本的な設計は同じらしく、Rokkorといえどライカレンズと考えて差し支えないだろう。

第一印象は大変小さく軽い。ライカ現行レンズでもっともコンパクトであるElmarit 28mmと比べても小さい(写真一番左がM-Rokkor)。しかし作りはしっかりしている。絞り環を回した瞬間からそれはわかる。詳しい歴史は知らないが、経営不振に陥って外注したレンズだがあくまでライカの誇りは忘れていない気がした。

Three Small Leica lenses

開放F2という明るさで当時としてはかなり画期的だったと思われるが、写り自体は現代的ではない。つまり開放はややぼんやりするし、コントラストが高くないためデジタル向きではないかもしれない。しかしよく見ると合焦部(中心部)はしっかり解像しているし、トーンも綺麗に出ているので説得力がないわけではない。あくまでも現代のレンズと比べての話だ。40年前の設計と考えると素晴らしい。そして最近の代わり映えしないレンズと比較すればとても個性的とも言える。

Rokkor 40mm F2 sample

肝心の40mmという画角は本当に微妙である。35mmでも50mmでもないなんとも中途半端な画角で、実際ピッタリとハマるシチュエーションを検討中である。これをうまく使えるようになると本当に35mmや50mmがいらなくなる、かもしれない。

Leitz Minolta CLやはりコンパクトなライカミノルタCLに装着した時がもっともバランスよく美しい。次回はフィルム撮影してみたい。