14年前(2005年)に製造が終わった製品なので今更感はあるが、一応簡単に説明しておくと、G2はGマウントレンズ交換式AFカメラで操作は全て電子化されている。一応レンジファインダーの部類には入るとしているが、ライカとは180度異なる。そもそも2重像のスピリットイメージもない上に、レンズは全てAF仕様でマニュアル操作できない。それでもその天井を削ったスタイリッシュなフォルムは like a LEICA(ライカのような) と表現しても差し支えないだろう。
カメラの質感は非常に高く、所有する価値や喜びはあると思う。しかし一応30年近く前の電子機器なのでプライス的なもの(高騰中)と検討する必要があるだろう。海外レビューやフォーラムを読むと皆 T2 や T3 に大変興味はあるが故障時に対応できるストアがないため尻込みしているとのこと。この点日本は大変恵まれており、長野県のリペアサービス諏訪さんは今でも現役でCONTAX製品の修理を行っている。年々パーツ等が減って修理をお断りすることもあるらしい。そういった意味ではCONTAXのカメラは今買い時なのかもしれない。
ニューヨークでは夜に地下鉄内で写真を撮ろうとしていたらドレッドヘアの190 cmはあろうアフリカン・アメリカンが近づいてきて ” Get out ! F**kin’ Chinese ! (どけよ、ク○中国人!” と叫ばれたこともある。 そもそも私は日本人なのだが、そんなことより当時HipHop が好きだったのでリアルなスラングが聞けた事を嬉しく思い、本当にこんな事言うんだ、とやけに感心したのを覚えている。