Cure of GAS

Castle Rock Photography

写真やカメラにまつわる話を淡々としていきます。

焦点距離 40 mmの魅力

40 mmという画角にはどこか歯がゆくも、愛おしいイメージがある。

私が 40 mmのレンズと初めて出会ったのはライカミノルタCL付属の Rokkor 40 mm F2である。

レンズの性能自体は開放は淡く、絞れば国産に恥じないキリッとした表情をみせる。オールドレンズに求める姿が全てそこにあ、素晴らしいレンズだった。

当時 35mmや 50 mmに慣れていた私にとって中途半端な 40 mmが性に合わずに結局手放してしまった。

f:id:coalfishsholco:20200120065633j:plain

LEITZ minolta CL / M-Rokkor 40mm

そして現在。

Nokton 40 mm F1.4をライカ M6 に装着して使い古したONAのバッグに入れて散歩に出かける。交換レンズは持たない。フレームは 50 mmしか出てこないので 50 mmの気持ちで構図を決める。現像したネガを見ると実際はもっと広い範囲が写っている。なんだか得をしたようで、それがまた心地よい。35 mmでは広すぎ、50 mmでは狭すぎのシチュエーションは意外にも頻繁に遭遇する。40 mmはまさに Sweet Spot 。

Nokton classic 40mm F1.4

40 mmに慣れてくるとデジタルでも使いたくなる。Zeiss Batis 40/2 CF

数字上のスペックからすると少し躊躇するプライスではあるがやはり気になったので入手する。すこぶる上等な光学的スペックに A7III は十分に答えてくれるが、それにしてもこのレンズは本当に素晴らしい。中心部の解像度は開放から完璧だが硬くはない。ポートレートにも全く問題なく使用できる。そもそも Distagon 好きの私にはこのレンズが Distagon であることだけで 8 割は満足できる。

Mini purple phalaenopsis orchid

これでレンズ選びに悩む事が無くなる、とはいかないのがこの趣味の辛いところでもあり楽しいところでもある。

さて、次はどんなレンズを使おうかな。

 

カールツァイス ZEISS Batis 2/40 CF E-mount

カールツァイス ZEISS Batis 2/40 CF E-mount