Cure of GAS

Castle Rock Photography

写真やカメラにまつわる話を淡々としていきます。

誰がためにフィルムで撮る For Whom the Film Is Taken

写欲は一向に戻らない。最後に記事を投稿してから撮影したのは120フィルム2ロールのみ。猫と花と、正月の家族写真。

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元日の猫 Hasselblad 500C/M CF100mm F3.5

以前から気になっていたZINE。撮りためた材料も集まった事だし、そろそろ1冊、というわけで FUJIFILM で MAGAZINE を作成してみた。

pg-ja.fujifilm.com

フィルムをスキャンしてデータ化したものをオンラインで送信注文。10日後に仕上がった。ハードカバーのタイプなど様々なものがある中で今回は一番薄くて大きいA4サイズの MAGAZINE。画像は全てハッセルで撮影したスクウェア

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PhotoZINE MAGAZINEタイプ A4サイズ

モニター上での色味と印刷は異なるのが普通だが、そこはさすが FUJIFILM、かなり綺麗に仕上がっている。プライスも2000円程度で、個人的にはかなり満足している。

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自動補正なし。モニター上の色味と遜色ない。

一度スキャンしているため中判フィルムの恩恵は全く受けていない。つまり引き伸ばし耐性は関係ない。この状態ならおそらく APS-C デジカメでフィルム調に加工しても見た目はあまり変わらないだろう。妙な考えが頭をよぎる。フィルムで撮る必要があったのかな、と。(GR II ↓ B&W で加工)

Milano

Isola Superiore

『誰かがフィルムで撮らないと、フィルムはこの世から無くなってしまうだろう』 海外の記事で偶然出会ったフレーズ。救世主になるつもりはないが、一つの考えとしては共感できる。しかし私はフィルムで撮った写真はネガやポジとして残る事、これが最も重要だと考える。光による化学変化でフィルムに像が浮かび上がる。それは全く電気的な要素が関与していない、今そこにある存在そのもの。

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Hasselblad 500C/M CF100mm F3.5



個人的には、撮りためたネガやポジフィルムは画家が大量のデッサンを残すのと同じ価値があると考えている。そんな過程を経ていつか自分自身や大切な家族のために作品が出来たら素晴らしいと思う。

 

2020年 新年の挨拶にかえて