寒い季節になるとなぜか富士フイルムのXシリーズが恋しくなる。スマートなルックスと落ち着いたブラック、そしてコートのポケットに収まるサイズ感。私にとって富士フイルムは間違いなく冬のイメージだ。
Lightroomの検索をかけてみると、これまで使ったボディは5種類、レンズは11種類。フルサイズ機も沢山使ってきたが、同メーカー商品でこれほど多くのカメラ、レンズを使ったのはXシリーズだけである。
ボディもレンズもどれも素晴らしいが、特に思い入れが強いのがやはりX-pro2とXF23mm F1.4R、XF56mmF1.2で、とにかく触っていて、そして所有していて楽しい。
特にX-pro2は、シャッタフィーリング、音、質感、ルックス共に本当によく出来たカメラだと思う。
残念ながら私はRAW派なのでフィルムシュミレーションの恩恵をほとんど受けたことがないのだが、個人的にはXシリーズの画像はモノクロームが似合う気がしている。なんとなくだが、モノクロフィルムの質感に似ている。
乾いた季節の日差しを受けて大切な思い出を残してくれた良きカメラとレンズ達。
またいつか。