はてなブログ記事を読んでいたらとても豊かなトーンの写真が掲載されていて、大変興味が湧いたので著者にもお尋ねして、早々使用する機会に恵まれたのでレビュー。
CineStill BWXXは元々はEastman Kodak Double-X(5222)シネマ用のフィルムとあってダイナミックレンジ(トーン)が素晴らしい。ハイライトからシャドーにかけてなだらかにつながる濃淡は美しく、モノクロフィルムの良さが全開に現れている。米国製。
普段は自家現像をするのだけれど今回は購入元のSIlversaltさんでお願いした。待つことおよそ1週間。届いたネガを見ると大変美しい。スキャンする前から思わず唸ってしまった。やはりプロが行う現像は違う。
シネマ用のフィルムではイタリア製のFerrania P30も使ったことがあるが、あちらはISO80とあって大変粒子が細かい。
どちらも大変好みの描写。
しかし、もはやフィルムに感動したのか、現像の素晴らしさに感動したのか分からなくなってしまった。それほどにプロにお願いした現像の仕上がりは、私がバスルームでひっそりと行なっているものとは全く異なっていた。コストの問題もあるが、ここ1番の現像はやはりプロに任せた方が良さそうだ。
cinestill 800220?50daylight Fine Grainカラー写真フィルム( 120形式、ISO 50?)
- 出版社/メーカー: Cinestill
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