Cure of GAS

Castle Rock Photography

写真やカメラにまつわる話を淡々としていきます。

ライカはアガるか

先日YouTubeを見ていると富士フィルムとライカを比較する動画がおすすめに表示された。

有名なカメラマンの動画のようで、両者使用経験がある身としてまあ何気なしに見ていたのだが、途中で猫が暴れたので途切れ途切れになってしまった。

内容(概要)としては予算の縛りがなければ本音では富士とライカのどちらを選ぶか、という感じだったと思う。

私個人で言えば、ライカを選ぶ。理由は複雑だが、やはりある種のアガる感覚を求めているのは否定できない。

40代も後半になってくると、平時でアガる(高揚感)ことは滅多にない。若い時はそんなことはなかった。理由もなく毎日ワクワクしていた。もちろん若いからといって楽しい事ばかりではなかったし、むしろ不安な事が多かったにも関わらず、今より遥かに高い鋭敏な感覚をもって世界と、自然界と繋がっていた。

それこそ明け方の新鮮な空気を吸うだけで、その日はハレとなった。

あの頃に戻りたいとは思わないが、ホルモン低下に伴い気力が失せてくる中年期のままずるずる過ごすのは私のライフスタイルに合わないため、何か少しでもアガるように努力をしている。

時間がわかればダイソーの腕時計で良い、ではなくて少し良いものを使う。着れればファストファッションで良いではなく、きちんとしたシャツを羽織ってみる、服飾品、車、カメラ、なんでもいい。ほんの少しだけアガるなら予算の許す範囲内で良いものを使う。

しかし極端なアガリを求めてはいけない。それこそ20代の頃のようなテンションを求めると、場合によっては取り返しのつかない事になる。40代の芸能人の麻薬使用率が高く、逮捕者が多いのは、職業柄仕方がないかもしれないが、極端なアガりを求めすぎた結果だろう。

以上、富士フィルムとライカのユーザーである私の考えである。誰から何を言われようが、ライカの方がアガるので、それを選ぶのは仕方がない。ちなみに私が最もアガったのはライカMP0.72ブラックとズミルックス35mmASPH、今でも写真をみるたびにあの時の高揚感が伝わってくる。

皆さんのアガりアイテムはなんですか。

Leica Milan (アガリの殿堂)

ところで、この動画は批判を浴びたようで、後日謝罪動画を上げていた。要は富士フィルムのカメラはプアマンズライカでしょ、と恐らく動画を上げたカメラマン本人も意図していなかったように湾曲拡大解釈されたようで(マスを対象としたパブリック動画にはよくある事)、自称富士フィルムの熱心なユーザーから「失礼だ」「見下している」云々、ここぞとばかりに正論を投げかけられる始末。

もっともこれら全てコミコミでエンターテイメントとして成り立っているのがYouTubeなので、動画を上げたカメラマンにとっては視聴者が増えることはマイナスにはならないし、批判コメントを投稿して親指の数が増えるにつれて承認欲求が満たされた視聴者がいい気分になり、地元の居酒屋で焼酎でもひっかけてくれれば日本経済に貢献するというものである。皆ハッピーで大変よろしい。