Cure of GAS

Castle Rock Photography

写真やカメラにまつわる話を淡々としていきます。(はてなスターは外してありますのでお気軽に閲覧してください)

35mmと50mmの使い分け

まあ今更という気がするが、35mmと50mmの使い分けについて考えてみたい。
18mmから135mm程度であるので偉そうなことはいえないが、これまでたくさんのレンズを購入して、たくさんの焦点距離を使いまわしてきた。ほぼ9割以上が単焦点である。そして今、棚を見ると残っているのはGRの28mm以外では見事に35mmと50mmの単焦点のみとなった。DSLRに2つ、そしてフィルムカメラに2つ。

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海外のブログなどで、あなたは35mmフォトグラファーですか、50mmフォトグラファーですか、という質問文を目にすることがある。汎用性が高いのは35mmであるため、私個人は35mmの使用頻度が多い。しかし何か撮ろう、特に人を撮ろうと思った時は間違いなく50mmを装着する。

もちろん35mmのポートレートはとても良い。旅先では背景を入れて撮らないと記念にはならないし、室内撮りや景色には最適な画角である。実際のところ35mmは50mmをカバーできる。それなのになぜか50mmを手放せない。

なぜなのかうまく説明ができないが、50mmのレンズが光を収束させてできた像は独特の存在感がある。これは単なる画角の問題を超えている。もちろん同じF値でも35mmよりは50mmの方がBokehは強いため、その立体感のためかもしれない。しかしたとえ絞り込んだとしても50mmは35mmには出せない独特の世界観がある。85mmでも135mmでもない50mmの世界観。

36枚フィルムのはじめの18枚は35mm、残りの18枚は50mmという撮り方が気に入っている。出来上がったネガを見て、ひょっとしたら自分は50mmフォトグラファーなのかな、と思うこともあるが、結局のところどちらも大好きな画角なのだろう。

Tokyo skyscraper

都庁から。Leica M4-P/Summicron 50mm/Ektar100